
養豚事業は伝統的に、育種と肉豚の分割、つまり“産む豚”と“出荷する豚”を別々の事業者が手がける方式で行われています。かつては当グループは一貫生産の肉豚のみを育てていましたが、トレサビリティと生産性向上の観点から、平成13年に既存の育種業者をグループに迎え、種豚(育成豚)から肉豚までの「一貫生産体制」を他社に先駆けて確立しました。
また肉豚の飼育方法においても、約半年に及ぶ飼養プロセスを繁殖・離乳・肥育の3段階に分け、それぞれ別々の場所で育成にあたる「スリーサイトシステム」をいち早く導入しました。北米等ではすでに一般化している手法ですが、国内ではまだまだ少数派。生産性向上、衛生環境の確保、万一の病気の蔓延を予防できるなど、まさに“いいことずくめ”の飼育方法であり、安心・安価な食肉の安定供給体制をいっそう強化するとともに、企業化を推進するうえでも大きな役割を果たしています。
