[生産部]別府平農場第3グループ
分娩舎担当廣田さやかさん2019年入社
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[生産部]別府平農場第3グループ
分娩舎担当廣田さやかさん2019年入社
この職場に来て一番びっくりしたのは母豚が想像以上に大きかったことです。農業高校の畜産科を卒業した後に養鶏場で7年間働き、その後、上原ファームの社長に誘っていただいて転職しました。子豚は勤務初日に抱っこしていましたが、母豚に慣れるには一週間かかりました。大きな豚が近づいてくると、「こっち来ないで~!」って(笑)。一番好きな時間は朝イチのエサやりですね。お腹が減って「ご飯ちょうだい!」と叫んでいる豚の声を聞くと「今あげるから待っててね~」って気持ちになります。ご飯を欲しがっている表情も好きで「やっぱり可愛いな」って思うんです。
豚舎の清掃やエサやり、子豚にミルクをあげたり生まれた子豚の様子を見たりとお世話をするのが主な仕事ですが分娩舎での仕事は「可愛がる」だけではありません。小さな子豚は体重100キロを超える母豚が気づかないうちに押しつぶしてしまい圧死することもあるし、十分に栄養を取れずに死んでしまう子豚、出産中に母子もろとも命を落としてしまう場合もあります。
高校に通っていたときから、この仕事は命を扱う仕事だというのは分かっていました。だから「悲しい」とは思いません。でも、もしも人間の管理ミスで豚が死んでしまうことがあればかわいそうで仕方がないんです。出産の時間帯は薬である程度コントロールできるので、自分が勤務中に生まれていたら助けられたかもしれない、産道で詰まっている子豚を引っ張り出せたかもしれない。生き物が相手なので、必ずしも100%はありません。でも、豚舎を清潔にしていれば病気だって防げるし、病原菌だって持込まないように人間が殺菌を徹底していれば良い。管理者としてもっとできることはないか、改善できることはないかといつも自問自答しています。
上原ファームでは合計1000頭が過ごす豚舎を数名のチームで管理しています。私は喜怒哀楽がはっきりしているから意見がぶつかってメンバーと喧嘩することもたくさんありました。でも、何かトラブルがあればみんながすぐにこの豚舎に駆けつけてくれるし、一緒に解決してくれる。入社から一年弱が過ぎて、今では少しは丸くなりました(笑)。怒っているときは「ブラック廣田」と呼ばれるのでこれからは「ホワイト廣田」になって、働く仲間にも自分から優しさを贈りたいなと思います。